株式投資で勝っている人の格言として
「感情によるトレードをするな」
というものがありますが、正直どういうことなのか未だに良くわかっていません。
しかし、株式投資を2年半やってきてわかったことは、
「感情によるトレード=大衆が予測するもの」
ということです。大衆の予測というのもわかりづらいですが、誰もが今後も上がるだろう(下がるだろう)とわかる株価の動きということです。
ここ最近自分自身も意識して検証していますが、誰もが思いつく予測というものは、ほとんど利益を得ることができません。
「数日間ずっと上がっているから買いでエントリーしたら、翌日下落」
なんていうことは、良くあるのではないでしょうか?
自分もよく遭遇しています。これは裏を言えば、機関投資家にカモにされていることにもなります。機関投資家が値段が上がる早い段階で購入して、それにつられて個人投資家が購入し、機関投資家が値段が上がったところで利確し、価格が下落するという図式だと思います。
これをやっていては、いつまで経っても勝つことはできません。
結果的には
「自分なりの手法を生み出すということでしか勝つ方法はない」
と自分は感じています。今まで投資で勝ってきた方もそれは言っています。しかし、その具体的な手法などは決して明かしていません。人の教えたものではなく、自分なりに相場の中で、作り出すしかないのです。
「株式投資の勝てる方法」などの題名の書籍に書いていることは、あくまで大衆の予測であり、オリジナルのものではありません。
書籍に書いていることを実践して勝てるなら、株式投資をやっている人の9割が負けていることはありえないと思います。逆に9割が勝てますよね。
かの有名なBNF氏の言葉にも
「大事なことは相場がすべて教えてくれた」
というものがあります。相場で様々な体験をするうちに、自分なりに勝てる方法を模索していったのだと思います。BNF氏の言葉の中には「勝つためには相場に授業料を払わなくてはいけないんです」というものもあります。すごい境地です。
日々仮説を持った上で、検証をしていき、独自の手法を何個も作っていくうちにオリジナルになっていき、勝率も上がってくるものだと思います(自分もそれをここ2か月やっており、勝率が少しずつ上がってきました)今後も立てた仮説の検証を載せていきたいと考えています。