サラリーマン個人投資家くるりんのブログ

サラリーマンをしながら、投資をしています。普段の投資体験を載せていきます。

株式投資のやり方を大きく変えたら収支も変わってきた

久しぶりに投稿です。

このブログを始めたきっかけは、自分の株式投資の失敗を書き残すことによって、反省するきっかけを作ることと、見てくれた方にも同じ失敗をしてほしくないという思いです。

 

株式投資を始めたのは2017年で、現在5年目になります。

恥ずかしながら年間トータルで収支がプラスだった年はありません。

自分はサラリーマンなので、市場が空いているときは仕事もしています。

よって、基本的にはデイトレードではなく、スイングトレードを採用しています。

 

これまでの自分の投資スタイルは、

①毎日市場が空いていないときに、翌日上がりそうな銘柄を探しておく

②翌日市場が空いて、日経が上昇し、目をつけていた銘柄が上昇したら買いでエントリーする

③損小利大という言葉を信じて、小幅な利益では利確せず、2~3%以上の利幅が取れるまで待つ

 

このような形で取り組んでいました。いわゆるテクニカル分析という分析手法で、会社の業績などはあまり見ていませんでした。この手法で数年間負け続けてしまったのです。

先月、今までの負け額を計算してみると、240万円にもなっていました。。

車が一台買えるレベルです。

 

先月もちなみに収支はマイナス10万円と悪いスタートを切ったのですが、このまま負続けると一生勝つことができないと自分の中で大きく反省し、今まで書きためてきた自分のトレード日誌を見返してみたのです。そこで気づいたことは

 

一般的に上がると言われているチャートパターン、もしくは自分の感覚的に上がるだろうと思われるチャートパターンで、買いでエントリーした場合、勝率は非常に低い」ということです。

 

いわゆる大衆の思考というもので、これを繰り返していてはいつまでたっても勝てないと思いました。自分はサラリーマンで毎月投資に使えるお金があるのでなんとかなりますが、専業だったらとっくに退場しています。

ここで思いきって2月に入ってから投資スタイルを変更しました。

今月使っている手法は

 

①前日に明日上がりそうな銘柄を探す

テクニカル分析は変わっていませんが、銘柄選定の仕方を変えています。

それは過去、自分が勝った確率が高いチャートパターンを検証し、それに当てはまるチャートを形成している銘柄を選ぶこと。自分の感覚は無視です。

一直線に右肩上がりしている銘柄などはエントリーしていません。単純な押し目買いもしません。今まで大きく下がってきて少し反発したチャートもエントリーしません。これらは一見すると上がりそうですが、そうならない確率の方が自分の検証の中では多いです。期待値が低いということもできるでしょうか。

まさに下記のようなパターンです。見事に損切しています。

 

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今まで大きく下落してきた銘柄は、一時的に反発しても、その反発が一時的であり、その後再度下落することが多いです。

 

 

逆にこのようなチャートパターンは自分の中で優位性があります。

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今まで大きく下落したが、一時的に反発。その後もみ合いを続け、もみ合いから再度上昇に転じるというパターンです。1964円で買って、2017円で利確しました。

その後2200円まで上昇したのですが、そこまでの利幅は狙っていません。

もったいなかったということを悔いても、今後利確するタイミングも見失うだけです。

 

②市場が空いて、日経が下落していたら買いでエントリー。目のつけていた銘柄がある程度下がっていてもエントリー。逆に日経が上がったら利確。

→ここが今までと大きく変化してところです。今までは日経が上昇しているときにエントリーし、日経が下がったときに売っていた(損切)のです。人間の心理的は日経が下がっているときには、買いでエントリーしにくいですが、日経が上昇している=買いというのはあくまで大衆の思考だと思ったのです。

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こちらの例で言うと、2月7日は日経が215円下落した日です。

2月8日は日経が上昇した日です。

日経平均は重要な指標です。

 

 

③損小利大という考え方を捨て、小さい利幅でも取っていく。

→損小利大ができれば最高ですが、そんな簡単にはうまくいきません。

1%でも利益が出れば利確するようにしています。日経が下がっているときにエントリーしているので、エントリー直後から含み損ということも多くありますが、損切ラインは2%取っています。あくまで少しでもリバウンドして利益が出たら利確してしまいます。

大きな利幅を求めると、利確ラインを定めることができなくなるので、負けやすくなります。損切ラインを設定するのは比較的簡単ですが、利確ラインを設定するのは難しいというのはこういうところでしょうか。

 

上記3点を実施することによって、2月は現在のところ、22万円の利益となっており、勝率も大きく変化してきました。

市場はウクライナ情勢でかなり不安定ですが、不安心理で株価が下落したときほど、買いのチャンスとも言えます。コロナショックで大きく株価が下落したとき、「買いのチャンスだよね」と発言する人は多くいますが、実際買うことができる人は非常に少数です。少数派に入らないと株では勝つことができないと思います。

 

ここ1年間の日経の動きを分析しましたが、26000円から30000円をいったりきたりしています。上限、下限どちらかを突破すれば大きな転換点を迎えたといえると思います。日経が5日連続下落、6日連続下落ということが起きる確率は非常に低いです。

(最初のコロナショックレベルが起きれば発生しますが)

この前提に立てば、下落しても数日以内には反発するだろうという考えになります。

この考えが崩れたら相当な損をしますが、そのときがくるまでは続けていこうと思います。