様々な投資手法を試している中で、自分の仮説が当たらないことはよくあります。
これを引きずってしまうとろくなことがありません。
自分もこのことは、書籍や著名な人の言葉で知っていましたが、しばらく実践できていませんでした。どこかで「いつか上がるかもしれない」という気持ちがあり、大きく含み損を抱えていても、保有していることが多くありました。これが今まで負けてきた最大の理由です。そして、この「いつか上がるかもしれない」という根拠のない気持ちは捨て去る必要があります。
いつか戻るかもしれないと思って、その通りに戻ることは、自分の経験からほとんどありません。
最近の取引では大きく下がっている銘柄の反発を狙っていますが、直近で「うまくいった銘柄」と「うまくいかなかった銘柄」があります。
①スバル
これはスバルという銘柄ですが、左の画面が自分が買いでエントリーしたところです。
今まで大きく下げていましたが、大きな反発の動きがあったので、その後も続くと思い、エントリーしました。
予測通り上昇してくれましたが、上昇に陰りが見えてきたので、右の画面の段階で売りました。これだけでも3%の利益が取れています。
②楽天
これは楽天という銘柄ですが、左の画面が買いでエントリーしたところです。
今まで下落してきましたが、レンジ相場となり、上昇に転じようとしかけていたので、エントリーしました。
しかし、その後上昇はしなそうだったので、損切をしました。それが右の画面です。
1.6%の損失です。
これでも引っ張りすぎてしまったと反省しています。保有は5日間です。
このようにうまくいくこともあれば、いかないこともあります。
多くの方は「うまくいかない」方が多いのではないでしょうか。自分もそうです。
そのような自分の予測と違った動きをしたとき、いかに早く損切できるかが重要です。
(自分が大衆と同じ予測をしてしまった)
この銘柄については、その後に送料無料問題も重なり、大きく株価を下げました。
無理して保有していたら、1.6%の損失で収まっていません。
損小利大と言いますが、利大のほうがよっぽど難しく、損小は機械的に逆指値を入れておけば、誰でもできることです。逆指値を入れておく損切ラインは人それぞれですが、自分としては2%以上の損失は受け入れられないと思っています。
今後も株価が自分の予測と違う動きをした場合は、今後戻すかもしれないと思わず、機械的に切ることを実践していきます。